ケト検®(ケトジェニックダイエットアドバイザー養成講座)の課題。
約2週間ケトジェニック状態(ケトーシス)にする食事をして、メニュー、身体データ、ケトン体数値を観察記録をしました。
低糖質だとかローカーボ、そんなゆる~りではなく毎食糖質20g以下にする糖質制限です。
糖質20gってすごくわずかです。
白米んだと、男の人の口で2口分。女性だと3口くらい。これで糖質20gです。
しかし、糖質というものは野菜や豆類、魚、そして調味料にも多少含まれています。
白ご飯や麺類などの炭水化物を100%避けてもその他いろいろな食材をバランスよく食べたりするだけで、1食につき10gくらいは摂ってしまっています。
調味料によっては1品でアウトですね。野菜でも根菜類は糖質が多いです。
煮物等の和食は要注意です。調味料と根菜類なのでヘルシーに見えて実はダイエットに不向きのメニューです。
ということで、糖質制限の1週間は完全に炭水化物の少ない素材やメニューを選らばないと、摂取糖質量を超えてしまいます。
※糖質=炭水化物ー食物繊維。
炭水化物が多いからといって糖質が多いわけでもないです。
例えばアボガド1個(140g)の場合
炭水化物(8.68g)-食物繊維(7.42g)=糖質(1.26g)。
野菜だからと安心できません、根菜類は糖質が多いです。食物繊維が豊富で美容にも便秘にも良いイメージのサツマイモ(Mサイズ200g)の場合
炭水化物(63g)-食物繊維(4.6g)=糖質(58.4g)
糖質制限食事1週間のメニューを簡単にご案内します。
自分のモチベーションを維持するためにテーマを作って楽しむことにしました。
テーマはケトジェニック世界の旅。
ひとつの国をテーマに31日食作ります。
更に「色々な調味料が殆ど不要」「30分以内で手軽に作れる」という条件をもつけました。
※注1※クッキングアドバイスではなく、あくまでもこんなメニューでこんな量を食べてもダイエットになるのか?!という参考でアップしていますので、具体的な調理方法や材料は書いていません。
※注2※講座期間の実施の為SNS等でのデータ公表は禁じられています。その為、メニューの糖質の量以外の栄養素の摂取量や素材の量は書いておりません。また、前日からの体重比と体脂肪率比以外のデータも伏せております。
タイなケトジェニダイエットの日
ケトジェニック食世界の旅の初日はタイ🇹🇭です。
【朝食】ナムプリックと温野菜
ナムプリックとは、タイの唐辛子ディップ。主に野菜に付けますがご飯に乗せる事もあります。 地方や家庭によって様々な種類や味があり、タイ人に郷愁を誘うソウルフードです。
◇ナムプリック
ベースはオイルサーディン缶を使って簡単に作りました。
唐辛子、ニンニク、エシャロット、ナンプラー、ライムを入れてまぜるだけ。
今回はサーディンを使いましたが、鯖缶でも良いです。
野菜はスチーマーで蒸しただけ。茹でると栄養素がゆで汁に流れ出るので、蒸したりレンチンの方が良いです。味も茹でるよりが甘味が残って美味しいです。
普段は朝食を摂らない習慣だったのに朝から物凄い量でお腹いっぱいです。
ちなみに、今後この花柄ピンクのお皿はよく登場します。撮影時にお箸などと一緒に撮らなかったので大きさが分かりにくいですよね。
一般の1人前のプレートよりも大きなお皿です。大家族用の大皿用です。
【昼食】ガイヤーン (素焼きチキン)・トムヤムクン・野菜サラダ
◇ガイヤーン
タレに漬け込んで炭火で焼くチキンの事です。本場のものはこんがり焼き色しっかり味が付いていますが、糖質を控えたかったので味付けは塩コショウとナンプラーだけ(ただの鶏肉焼いただけと同じですが)なので焼き色もさっぱりした感じです。
◇野菜サラダ
必須項目の栄養素のひとつ、食物繊維を摂るのに、今後大量の葉物野菜が登場します。葉物以外で摂ると糖質も多くなるので、葉物が多く登場します。
◇ トムヤムクンスープ
以外と簡単に作れます。具材は冷凍シーフードミックス、きのこ類、プチトマト。調味料はタイ唐辛子、塩コショウ、ナンプラー、生姜、ライム、と少量のトムヤムキューブ(日本にはないですが、タイではコンビニやスーパーで気軽に変えるもの)、レモングラス、 コブミカンの葉 、パクチー。
ポイント!ハーブを沢山使って風味つけすると、味付けの調味料は少量でも美味しなります。調味料が多いと想像以上に糖質の量が増えます!!
写真で見ると普通サイズに見えますね、でも朝食で書いたとおり、深みもある大皿です。スープのボウルは丼ぶり鉢です。
食後・・・食べ過ぎで苦しい。胃が重い💦
【夕食】 ナムトックヌアとトムカー
◇ナムトックヌア
茹で牛肉のピリ辛ナンプラー和えサラダ。
日本の豚しゃぶサラダみたいな感じです。
エシャロット、唐辛子、レモングラス、生姜、こぶミカンの葉をフライパンで乾煎りして、茹でた牛肉に和えます。最後にナンプラーとライム汁、ミントを和えます。
大量の水菜の上に乗せればできあがり。
◇トムカー
トムヤムクンスープに次いで有名なスープ。一般的には鶏肉の生姜ココナッツミルクスープですが、今回は具材に鶏肉の代わりにきのこ類です。
唐辛子、レモングラス、コブミカンの葉、生姜、ライム、ナンプラー、ココナッツミルクで味付けです。本来は豆乳入れませんが、タンパク質の量を調整するのに今回はココナッツミルクを少量にして豆乳も入れました。
タイな1日いかがでしたか?
タイ料理って難しそうに感じますが、実際は簡単なんです。但し、本場では炒め物や煮込みものには大量の砂糖と味の素を調味料としてよく使います。それを避ければ、ハーブや辛味で十分美味しく作れます。
タイな1日目終了
この記録は糖質OFFのおすすめ模範メニューではないです。
その為、メニューの本当の味付けとは違ったり、見た目重視ではないです。
レポートの為の課題栄養素を摂るためのメニューなので、素材は無理やり調節しているので、葉物野菜が大量に見えます。実際に大量です。
ウサギのように葉物をむしゃむしゃ。
野菜の嵩減らしの為には何でもスープの具材にしてしまったり、ちゃんこ鍋状態にするのが簡単です。
しかし今の目的は食材に含まれる栄養素と含有量を知るというのがこのレポートの目的の1つです。
「メニュー考案を工夫して苦労しないで、人に栄養学やケトジェニックなんてすすめられません!」とDr.白澤、Dr.斎藤は仰っていました。
まったくその通りです。実際に今回の実践レポートは課題栄養素を満たすメニュー作りが大変でした。
本来の目的の為にも、以降もスープに逃げないメニューが続きます。
それにしても、3食きっちり、こんなに毎食お腹いっぱい食べて痩せるのでしょうか?むしろ太る気配を感じる満腹感満載の1日でした。