脳を騙してキレイになる

女性なら毎日鏡を見ますよね。

朝、洗面所等で鏡の覗いた時、自分と目を合わせていますか?

意外と自分と目を合わせていない人が多いようです。

鏡をのぞいても、目を合わせず、髪を梳かすのに頭を見ていたり、頬のあたりの顔色を見ていたり。

皆さんはどうですか?

私はしかり目を合わせます。

前日に飲みすぎていつの間にか寝てしまっていた!という朝以外は…。

そんな朝の顔は酷いものですから。

でも、本当はそういう朝の顔こそしっかり見ないとダメなんですけどね。

さて、鏡の中の自分と目を合わせたら、

自分ににっこり笑顔 を送りましょう。

そして自分に言いましょう。声に出して。

「今日もかわいい

「きれい

「イケてる

と、笑顔で自分に話しかけるのです。

傍から見たらナルシストか、ただの気持ち悪い人ですね。

でも、いいんです。

そうすることで美容を保てます。

脳は精密で複雑なようで実は単純

脳は国語が苦手のようです。

主語をあまり認識せず単語のみを拾うようです。

相手にネガティブな言葉や悪口を言うと

自分がそういう人間になってしまします。

しかし、プラスな言葉を発し続けると

単純な脳はそのポジティブな単語に反応して

幸せホルモンが出てきたり

楽しくワクワクしてきたり

やる気になった気がしたり

はたまた自信や勇気が湧き出てきます。

「願えば夢は叶う」的なスピリチュアルな本でも

強く思えば引き寄せの法則で実現しやすくなるといいますよね。

新月の夜は月にマニフェストを宣言すると願いが叶うとも。

これも全て脳に印象づける事が大事なんですね。

悪い言い方をすれば、脳を騙す。

コツとしては

現にそうである、もしくはそうなった、というふうに過去形が効果的。

そうありたいと強くイメージするよりも、

既に達成したイメージを持つ方が具体的で映像が脳に伝わります。

新月のマニフェストの際は「・・・になりますように!」ではなく

「・・・になりました。」と過去形で言うのが正しですよね。

神社にお参りの際も祈願する時は過去形で言う方が正しいとも言われています。

脳は単純なので「今そうなんだ!」と言葉通りに理解処理し

そうであると思い込み、それにそった行動をしようとするようです。

なので願い事の実現が早くなったり、現実化しやすくなるようです。

脳に嘘のイメージを見せると綺麗になれる


これを健康や美容にも役立てましょう

ダイエットしたい人や体型を変えたい人の中には鏡で自分自身の全身を見るのを躊躇する人がいるかもしれませんが、

そこに自分のなりたいモデルさんや女優さんをあてはめる。

パソコンで画像レイヤーするように。

もしくはモデルさんの身体の上に自分の顔をのせてイメージする。

そう、脳に本当の姿ではなく嘘のイメージを見せるのです。

そして、そのイメージで街を歩いてみてください。

そうすることによって、脳は体に意識を置き、

姿勢を正そうとしたり颯爽と歩いたりします。

また、関連した事に意識するようになるので、

自然と食べ物に多少は気をつけたりするようにもなります。

脳は単純なので試してみてください。

腰痛や肩こりが酷い人にもお勧めです。

痛いと痛み個所をかばってますます姿勢が悪くなります。そして悪循環。

「痛くなーい、楽に歩けるわ」と思って歩いてみると自然と姿勢がよくなります。

病は気からとも言いますが、病は脳からとも言えそうです。

複雑そうで単純な脳


以前に面白そうなセミナーに参加しました。

芸能人名前が出てこない!とか

あれっ?何とりにきたんだっけ?

といった日常の物忘れが増えてきたお年頃

そんな悩みを解決してくれる記憶術の方法を教わりました。

最初はバラバラな単語20個も覚えられなかったのに、

160個もの単語を暗記できるようになりました。

その方法は、脳へのイメージの植えつけがキーポイントでした。

それも、ありふれた画像をイメージするのではなく、

突拍子もないありえない設定でなお且つ具体的にイメージする事がコツ。

その方が脳に印象付けやすいですから。

意外と記憶術って簡単なんですね。

あと、脳を騙すと言えば、

素潜りする時は息を止めて水に潜ります。

長く止められれば止めるほど、深く潜れたり長く潜れます。

その息ごらえの方法ですが、

水中に入る直前に深く早い呼吸を3回程します。

ハイパーベンチレーション

なんで3回?空気を肺に溜め込むためだと思うでしょ!?

が、体は酸素がなくなったら苦しくなって息をしたくなるのではないんです。

酸素が基準ではなく、二酸化炭素が基準なんです。

脳は二酸化炭素が増えると体が苦しいのではと判断して呼吸するよう呼吸器官に指令を与えます。

つまり深呼吸によって酸素をいつもより取ることによって、

二酸化炭素濃度をいつもより薄くするんです。

そうです。二酸化炭素が増えなければ、脳は酸素が必要と判断しないんです。

そこで、潜水前の深呼吸を3回程でなく数回以上やりすぎると、

もっと二酸化炭素濃度が低いので、脳は苦しいをいう判断と指令を体に出すのがさらに遅くなります。

本当は苦しいのに脳は苦しいとまだ処理が低いのでされないんです。

そうして実際の体は酸素が足らなくなってブラックアウト(意識喪失)になってしまう可能性があるんです。

以前クルーズ船での仕事をしていた頃。毎朝ルーフトップで瞑想していました。
 海に潜る前に、呼吸と脳を整えることで体が疲れが違うと感じていました。

素潜りの選手はこの微妙なタイミンが勝負となります。

恐るべし単純な脳。

どうですか、脳って単純なので簡単に騙せそうですよね?!

そんな単純脳を健康や美容、夢や目標の実現にうまく利用してみてはいかがでしょうか。

最後に好きな格言。

マザー・テレサの有名な名言です。

 ” 習慣に気をつけなさい
 それはいつか性格になるから
 性格に気をつけなさい
 それはいつか運命になるから ”

マザー・テレサ