SDG’s

もうすぐ、ここ大阪にG20が開催されます。

大阪は沢山の国から注目されるでしょう!

日本は清潔できれいなイメージがありますが、

テロ対策で駅や街中のゴミ箱がほとんど見かけなくなりましたね。

その代わり、ポイ捨てが増えました。

今朝のテレビで、「空前のタピオカブームも手伝って、観光地では空きプラスチックコップやストローの山が目立つ」というニュースを見ました。

恥ずかしいですね。

海外の方の「美しいジャパン神話」が崩れますね。

ちょうど一年前に長年住んでいたタイランドより帰国しました。

 帰国直後はよく電車のつり広告で見かけました。  

  しかし、今年になってからは見かけませんし、話題にもなりませんね。

 とても大切な事なのに。 

今や日本のニュースは政治家の問題発言、芸能人のスキャンダル、 どうでもいい話題ばかりを何時間も何日も。

その方が視聴率は上がりますからね。

 そして、テレビ番組にはスポンサーというものが必ずついてます。

 環境問題、食品添加物、化学汚染問題を扱うには注意が必要です。

お昼間は主婦層向けに洗剤等のCMが多いですよね。洗剤は環境を汚染するのでエコたわし使いましょうなんて番組で言えません。

それがテレビ番組の事情です。

海外に住んで日本を見ると日本は環境問題や食品添加物問題に遅れてるように見えます。

 しかし日本は先進国で便利なものに溢れていて、日本製は安心安全と信じている人が多いです。 

はたしてそうでしょうか?

 必要な情報が少ないから本当の現状が見えにくいのが日本です。

  その証拠にSDG’sって何?

答えられる人は少ないです。

地球温暖化と異常気象


 昨年は猛暑でした。 

南国タイより5月に帰国して久しぶりに日本の夏を過ごして、、 昨年は南国より暑い日本を体験しました! 

日本だけでなく世界規模で、地球全体が温暖化現象が起こっています。

 その結果異常気象が世界各地で見られます。

 季節の節目もバラバラに。 ところで、日本と違ってタイでは雨季と乾季に分かれます。 

プーケットに住みだした当初11月頃~4月頃まで乾季で暑い季節

5月~10頃までは雨季で涼しい時期とはっきりしていました。

が、この数年は境目の時期が大きくズレたり、

乾季に大雨や長雨、雨季にカラッとした日々が続いたりとぐちゃぐちゃになりつつあります。

また、日本同様、近年台風のような大嵐が発生する頻度が増えてきており

観光業で成り立つプーケットはその度に大打撃です。

そのプーケット、昨年の7月のある日のこと。

朝からカラッと晴れていて雨季とは思えないくらい海も穏やか。

午後に突然嵐が発生し海も急に大荒れ。

ダイビングやスノーケリングや離島ツアーで海にいた各船は安全な島影に避難して身動きとれなくなったようです。

そして一隻の船が、高波にのまれ、沈みました。

 多くの方が亡くなるという悲しい事故が起りました。

 SNS上ではいろいろな意見がありました。

 天気や海洋状況が悪いのにお金儲け優先でツアーを催行したツアー会社が悪い…などと、 しかし、そうでしょうか? 

実際は誰もが予想できなかった突然の嵐だったようです。

少し前までは穏やかな海と青い空。

このように、技術や情報が発達した現代、研究や情報、テクノロジーを駆使しても予測できない自然災害、世界中で人間が太刀打ちできない自然災害が増え続けています。

 なぜでしょう?

ゴミ問題?汚染廃棄問題?森林や自然伐採?人口問題?生態系破壊?食糧問題? 温暖化理由としてこういった単語が出がちですね…

理由は一つではないかもしれません。

それぞれの単体要因でなく、小さなたくさんの要因が結果環境破壊=自然災害につながっているのではないでしょうか?

疑問で終わってしまい、だからどうしようという行動になかなかつながっていないのが現状ですが、

疑問を持つことで考えるきっかけとなります。

そして行動に繋がれば良いのでは。

だからどうしようという行動になかなかつながっていないと思います。

小さな意識、氷山の一角かもしれませんが、皆が行動を起こせば大きな氷山になります。 

例えば、

ゴミを減らす。

スーパーではレジ袋を貰わずにお買い物袋を必ず持参するとか

デパートでは過剰包装を遠慮するとか

コンビニでちょっとした物程度ならプラスチック袋を遠慮するとか

こういった、袋関係は日本はとても遅れています。

海外では、スーパーのレジ袋は買わないと貰えないところや、コンビニでは、

あえて袋に入れてと言わないと商品そのまま渡されるところは多いです。

昨年はスタバなどでプラスチックストローの使用を廃止する発表が話題になりましたが、

まだまだ浸透していませんね。

良い方向に向かっている人や企業がいても、

賛同する人が少なければ、悲しいことにただの偽善者扱いで終わります。

プーケットでは海の仕事をしていました。

ストローやペットボトルやビニール袋は海の底や海面を漂っている光景を目にしない日はありませんでした。

これらプラスチック製品は紙製品と違って溶けたり風化したりと自然に帰ることはないのです。

石油でできていますから。

また、それらを魚が食べてお腹を壊したり、ウミガメの鼻に詰まったり、サンゴに覆いかぶさっていたり。

環境だけでなく動物にも被害を与えています。

こんな話をすると、こう言う人もいるかもしれません。

「きれいごと言って」…とか

「面倒くさい奴だな」…とか

「ちょっとくらいいんじゃない?」…とか

「そんな1人がやったところで人口何人いると思ってるの?」…とか

でも、ちょっとの意識を日本の1億2600万人が持てば?世界の70億人が持てば?

ものすごい数となります。  

SDG’s


SDG’sとは、(エスディージーズ)
Sustainable Development Goals (持続可能は開発目標)略です。

2015年9月に国連サミットで採択された国際社会共通の目標です。
(「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標)

採択されたの2015年?ですが、2030年までの目標です。

自然災害が増えてきている。 大阪は自然災害の影響が受けにくい傾向ですたが、 昨年はここ大阪も震災や台風で大きな被害がありました。 

確実に自然災害が増えてきている。

認知度なし=関心なし

なんとかもっと関心をもってもらわないと…と 地球が悲鳴をあげています。

17の目標に自然災害なんて関係のないものあるじゃない!?と

思われるかもしれませんが、

関係はあると思います。

それはなぜ?と疑問に思ってもらったり調べる事が関心を持つ事に繋がるかと思います。個人の意見は違うかもしれません。

 しかし17の目標を行動することで少しでも何かが変わるかもしれません。

個々が思う環境へのダメージの要因と対策を意識して行動するだけで

遠回りの行動かもしれないけれど、世の中変わってくると思います。

それが、SDG’sの広告の目的でもあるかと認識しています。
SDG’sをもっと認知、認識するだけでも何かが変わるかもしれません。

できることをするだけでも自分や家族や人々を自然災害から守られると大袈裟な意識をもってもいいのではないかと思う今日この頃です。

 私たちが汚した地球。未来の子供たちに美しい地球を残す努力をしていきたいですね。